ウマ娘 シンデレラグレイ 第2巻 感想 『走れ!君が進むべき道へ』

画像は「ウマ娘 シンデレラグレイ」第2巻より 漫画/久住太陽 脚本/杉浦理史

ここではウマ娘 シンデレラグレイ 第2巻の内容について少しだけ紹介します♪

第2巻の見所はここ!

・最高のライバルがオグリキャップに火をつける!
・進化し続けること、それには代償が付き物で。。。
・最高のパートナーと初めての喧嘩勃発!?

最高のライバル

ライバルって良いですよね!
友達と呼ぶには少しだけ遠くて、敵と呼ぶには近すぎる。曖昧な表現ですけれど、筆者にとってライバルとはこのようなイメージです。
『フジマサマーチ』彼女にとって、ライバルとはどのような存在なのか、第2巻はオグリキャップと彼女のレースから始まります。
子供の頃から、友人と呼べるような存在もおらず、ただひたすらに練習をし続けてきた彼女。努力は裏切ることなく数々の勝利を彼女に与えてきました。
そんな彼女にとってオグリキャップは特別で、自分の限界を超えて次のステージに共に進んでいけると思わせてくれる存在でした。
それは、オグリキャップにとっても同様で、彼女にとってフジマサマーチとは生まれて初めて『負けたくない』と思わせてくれた相手でした。

『一緒に東海ダービーで走ろう マーチ』

あの他人にほぼ興味のないオグリからこんなセリフが出てくるなんて!って思うのと同時に、レース後の二人のやり取りに、互いの成長が垣間見えてちょっと涙が。。。

オグリにとってマーチは、『なんのために走るのか』、『負けたくない』といった彼女が走る理由を決めるきっかけと、レースで競い合うことの楽しさを教えてくれた紛れもないライバルといえるでしょう。

画像は「ウマ娘 シンデレラグレイ」第2巻より 漫画/久住太陽 脚本/杉浦理史

進化し続ける代償

北原穣(きたはらじょう)との日々のトレーニング、ライバルとの激闘、そして新たな目標を加えた彼らのに、穣の叔父である六平銀次郎が警告します。

東海ダービーが目標なら、中京盃(ちゅうきょうはい)はやめておけ、と。

穣にとってオグリキャップの東海ダービー出場は夢です。その夢への道筋として中京盃は通らなければいけない道でした。

オグリの為を思うなら絶対に走らせるべきだ!

六平の言葉が心の端に引っかかる彼でしたが、あくまでオグリキャップの為を思い中京盃出走を選択します。(筆者も、なんでなん??って思ってました(笑))

ですが、これが彼らにとって大きな分岐点であったことに、この時の穣は知る由もありませんでした。

すれ違う想い

中京盃当日、初の遠征、カサマツよりも大きな初の芝レース場ということもあり、オグリキャップが本当に通用するかハラハラした気持ちが大きい穣は、六平の言葉を思い出しつつも目の前のレースに集中します。

そんな彼らを他所に、スタジアムにはある大物がこのレースを見に訪れていました。彼女のお目当てはオグリキャップ。。。。あれ、これやばいか?と筆者はこの辺で察し始めてました。

穣の心配を一蹴するかのように、レースはなんとオグリキャップの圧勝で幕を閉じます。しかし、この圧勝が最後の引き金となり、オグリキャップの、北原穣の運命は大きく動き始めます。

一方でこのレースを見ていた六平も己が抱いていた考えが確信に変わります。彼女、オグリキャップは『地方のレベルじゃない』ことに。
そして、レース後に穣の前に現れた大物『シンボリルドルフ』は単刀直入にこう告げます。

『オグリキャップを”中央”にスカウトしたい』と。

これが意味すること、そしてこのことが北原穣とオグリキャップの間にすれ違いを生んでしまうことが読んでいて本当に胸が締め付けられるようでした。。。

動き出した運命の中で、オグリキャップ、そして北原穣がする選択は?そしてその時、東海ダービーを共に走る約束をしたフジマサマーチのとった行動とは。

ちょこっと感想

ウマ娘 シンデレラグレイ 第2巻、本当に凄いなと。語彙力少ない筆者の第一声です。
オグリキャップと北原穣の信頼関係やフジマサマーチとのライバル関係、互いが互いを思っているのにすれ違う気持ちがもどかしくて、その後の展開が気になり、一気に読破してしまいました。
これはもちろん絵の凄さもあります。
画力本当に凄いです(笑)鳥肌立ちます。そして涙が出ます(笑)
彼らがする選択、進んでいく未来、ここからの展開は読んでいて本当に素晴らしいものでした。是非皆さんも見て感じてみてください。

画像は「ウマ娘 シンデレラグレイ」第2巻より 漫画/久住太陽 脚本/杉浦理史

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