
画像は「ウマ娘 シンデレラグレイ」第4巻より 漫画/久住太陽 脚本/杉浦理史
ここではウマ娘 シンデレラグレイ 第4巻の内容について少しだけ紹介します♪
気になるポイントを紹介しますので是非見ていってください!
第4巻の見所はここ!
・日本ダービーを走るということの意味
・オグリキャップが後世に残した夢、引き継がれる想い
・小さくて大きな壁!?『白い稲妻』タマモクロス
一生に一度だけ!ダービーに懸ける想い
皆さんは東京優駿をご存じでしょうか?これは通称『日本ダービー』と呼ばれ、私たちが暮らす現代日本の最も有名な中央競馬の重賞競走の一つです。
しかも、出場資格を持つのは厳しいレースを勝ち抜き、かつ、その年に三歳になった馬のみ。つまりは一生に一度しか出場するチャンスがありません。
ウマ娘の世界でも最高峰のレース、そして一生に一度しか出場できないという条件は同じです。
だからこそ、ウマ娘たちはこの日本ダービーにすべてを奉げる想いでレースに臨みます。
そんなレースだからこそ、必然的に手に汗握る最高の舞台となるのです。
本巻では、そんな日本ダービーから話が始まります。
最高の舞台、最高のメンバー、大勢の観客、運命の時の中でファンファーレが響き渡り、一瞬の沈黙からすべての幕が上がります。
レースを分析する者、冷静に周りを見る者、思い通りに動けずに悔しさを滲ませる者、そして何より皆勝ちたいという想いを全身で表に出している様子が非常に緻密に描かれていて、走っていない筆者が無呼吸状態で酸欠になってしまうくらいです(笑)

画像は「ウマ娘 シンデレラグレイ」第4巻より 漫画/久住太陽 脚本/杉浦理史
沢山の想いがダービーの中で木霊して、もうみんな勝たせてあげたいと思ってしまいますが、最高の栄誉を手にするのは、最高のウマ娘唯一人!
最高に熱い展開を見届けてください!
オグリキャップが後世に残した夢、そしてこれからの彼女の選択
本巻で注目したいのは、日本ダービーを走る当事者達だけではありません。レースの外側にも注目してみてください。
オグリキャップの走るその姿を会場から見守る姿があります。それは、皇帝シンボリルドルフ。
彼女はオグリキャップの日本ダービー出場のために、最も尽力してくれた一人でした。
一生に一度の大舞台、それを経験し栄光を手にしたルドルフにとって、中央に来て間もない灰被り娘が日本ダービーに出るなど、あまりにも無謀だと思ったのかもしれません。
しかし、常識もルールも覆すと言ってのけた少女の、その言葉が彼女の中にあるウマ娘としての矜持を動かしてみせたのもまた事実です。
そんな皇帝見つめる目線の先で、レースを走り切ったオグリキャップの先に待つ未来と彼女が残した夢に是非注目してみてください。

画像は「ウマ娘 シンデレラグレイ」第4巻より 漫画/久住太陽 脚本/杉浦理史
『白い稲妻』タマモクロス
圧倒的なスピードで成長し、自身の往く道を切り開いてきたオグリキャップ。しかしそんな完璧に見える彼女ですが、時には悩んでしまうこともあります。
ただがむしゃらに目標に向かって走り続けてきた彼女ですが、ゴールで光り輝いていたものが無くなり、その足取りが徐々に重くなっていきます。
自分の道を見つけ続けること、それは言葉にすることは簡単ですが実行するのはとても難しいことです。(筆者はいつも迷子です。。。)
そんな彼女にかつての同級生にしてライバルだったフジマサマーチから連絡が来ます。そこで彼女はこれから何を目指して走れば良いのかを問いかけます。
それはマーチにというより自分自身に問いかけているようでした。
そんなオグリに対して、マーチは、なんだそんなことかと、何をそんなことで悩んでいるんだお前はと言わんばかりに、その問いに答えてみせます。
『お前が走るレースを最高のレースにすればいい 日本一のウマ娘になれ オグリキャップ』
文章は「ウマ娘 シンデレラグレイ」第4巻より 漫画/久住太陽 脚本/杉浦理史
マーチ最高ですね(笑)
かつての同級生にしてライバルだった彼女は、オグリキャップにとって最高の親友でもあったわけですね。
さて、日本一、次の目標が決まり、光り輝くゴールへと向かって再び走り出すオグリキャップ。そんな彼女の往く道と、もう一人のウマ娘の道が遂に交差します。
圧倒的なスタミナ、稲妻のようなスピードで他の追随を許さない、現日本一の最強ウマ娘。
『タマモクロス』

画像は「ウマ娘 シンデレラグレイ」第4巻より 漫画/久住太陽 脚本/杉浦理史
オグリキャップとタマモクロス、歴史に名を遺す二人の物語『白い稲妻篇』が開幕します!
ちょこっと感想
ウマ娘 シンデレラグレイ 第4巻。内容盛沢山で大満足です!
この巻から遂にオグリキャップとタマモクロスの物語が交差します。
この時を待ってました(笑)
タマモクロスは一巻から登場しているウマ娘でオグリキャップと並行して彼女の細かな描写が少しずつ語られてきました。
ですが第4巻からタマモクロス、本格参戦です!
日本一のウマ娘を目指すオグリとそれを迎え撃つタマ、それぞれの目指す未来と往きつく先を楽しみにしています。