
画像は「ウマ娘 シンデレラグレイ」第7巻より 漫画/久住太陽 脚本/杉浦理史
ここではウマ娘 シンデレラグレイ 第7巻の内容について少しだけ紹介します♪
気になるポイントを紹介しますので是非見ていってください!
第7巻の見所はここ!
・決着、ジャパンカップ。ヒロインの座は誰のものに!?
・オグリキャップに足りないもの
・タマモクロスの決断
決着、ジャパンカップ。ヒロインの座は誰のものに!?
本巻で遂にジャパンカップの勝者が決まります。
世界最強を証明するために、死力を尽くして競い合った先にある栄冠を掴むのは誰なのか。
勝ちたいという気持ちは全てのウマ娘が持つ共通の意思です。誰も負けたくない、一位を取って自らが最強であることを証明したいはずです。
力が拮抗しているなら、最後は気持ちが一番強い者が勝つのでしょうか?
その勝ちたいという気持ちの強さが横並びであるなら?では、一体何がたった一つしかない栄冠を獲得するウマ娘を選ぶのでしょうか。
おそらくその答えは無数にあって、その内の一つを今回のジャパンカップの勝者が提示してくれます。
”一切合切 全部ぶち込め!!”
”この瞬間の為に全てを懸けてきた!!こんな身体どうなってもいい・・・!!”
文章は「ウマ娘 シンデレラグレイ」第7巻より 漫画/久住太陽 脚本/杉浦理史
すべては、自分を証明する為に!遂に世界最高のヒロインが誕生します!

画像は「ウマ娘 シンデレラグレイ」第7巻より 漫画/久住太陽 脚本/杉浦理史
オグリキャップに足りないもの
何のために走っているのか。
カサマツ時代にフジマサマーチから問われたこの言葉に対して、今のオグリキャップは日本一になるために日々努力を続けてきました。
しかし、世界の最前線にきて、彼女と同じ夢を追いかけるウマ娘達と競い、勝ち抜くためにまた次のステージへの階段を昇る時がきたのかもしれません。

画像は「ウマ娘 シンデレラグレイ」第7巻より 漫画/久住太陽 脚本/杉浦理史
自らが正しい道を進んでいるのか、自分の中に迷いができてしまったオグリキャップは、どこか上の空で日々を過ごしていました。
たしかに、自分がしていることに意味があるのか考えてしまうことが筆者にもありますが、その時間て本当に辛くて苦しいんですよね。。。
そんなオグリを元気にするために、トレーナー代理である六平銀次郎と友人のベルノライトはカサマツ時代からの友人である、ノルン、ルディ、ミニー、マーチ、そして彼女を見出したトレーナー、北原穣を呼び寄せます。
人には必ず悩む時がやってきます。勝つためには?負けないためには?そんな条件は数多あるのでしょう。
でも、そんな中でも六平が穣達を呼んだのは、『走るのが好きであること』これをオグリキャップに思い出してほしかったのです。
こんなことされたら絶対に泣いちゃいますね(笑)
良いトレーナーですなぁ。。。
あと、皆最高かよ。
さてさて、この再開は迷いを吹き飛ばすには十分すぎるものでした。では次にオグリキャップがすべきことは何か。
そのヒントをくれる人物が彼女の前に現れます。
『ディクタストライカ』
オグリキャップの同級生で、ジャパンカップでの彼女の走りを見て、足りないものに気づいた数少ない人物の一人です。
果たしてオグリキャップは自らに足りないものを見つけ、そして次のステージへ進むことができるのか!?
タマモクロスの決断
現日本最強として、常にオグリキャップと共に走り続けてきた蒼き稲妻、タマモクロス。
オグリキャップにとって彼女は、最高のライバルであり、そして何より、絶対に超えたい目標でもあります。
彼女が走る道の先にはいつもタマモクロスがいて、いつか絶対にその背中を捉えて追い抜いてみせる、そんな想いがまた、オグリキャップを中央でも屈指のウマ娘になるまで成長させてくれたことは言うまでもありません。
初対戦は天皇賞(秋)でしたが、我々読者にとって二人は、この作品が始まってから同じ時間軸で各々語られてきた言わば、ダブルヒロインなのです。
だからこそ、天皇賞(秋)、ジャパンカップでの激突はとても手に汗握りましたし、二人のことをずっと応援したいと思えるようになったのです。
そんなもう一人の主人公でもあるタマモクロスの中にある想いが芽生え始め、そして物語はまた次の段階へと進んでいきます。

画像は「ウマ娘 シンデレラグレイ」第7巻より 漫画/久住太陽 脚本/杉浦理史
ちょこっと感想
本巻は読んでいて、ああぁ、その気持ちわかるよって何度も口走ってしまっていました(笑)
レースの激熱展開だけじゃない、登場人物たちの悩みや葛藤までも緻密に描かれていて、本当に凄いなと毎度ながらに驚かされます。
自分の人生と重ねてしまうようなこともあって、考えさせられる時もありますし、もちろん、人生頑張ろうと思わせてくれる時もあります。(大げさかな?(笑))
レースの展開に涙。彼女たちの想いに涙。
本当にこの作品、筆者の事泣かせ過ぎじゃない?
オグリキャップとタマモクロス、筆者はこの二人が本当に大好きでずっとこの先も最高のライバルとしてお互い高めあっていってほしいと思います。